「とにかく量をこなせ」
「四の五の言わずに、
まずは100記事書け」
ブログやSNSで発信を始めようとしたとき、
誰しも一度は、
こんな言葉に出会うのではないでしょうか。
僕も、
その呪縛に深く囚われていた一人です。
パソコンの前に座り、
WordPressの真っ白な投稿画面を開く。
画面の左上では、
黒いカーソルだけが、
無機質にチカチカと点滅しています。
「今日は、
読者のために有益なことを書かなきゃ」
そう意気込むものの、
キーボードに置いた指は、
ピタリと止まったまま動かない。
気がつけば、
2時間という時間が、
残酷なまでに過ぎ去っていました。
「今日も結局、
1文字も書けなかった……」
画面をそっと閉じながら、
自分への嫌悪感で胸が押しつぶされそうになる。
そんな絶望を、
僕は過去に何度も何度も味わってきました。
幼い頃からの、
極度の人見知りな性格。
「自分の発信なんて、
誰かに笑われるんじゃないか」
「そもそも、
僕なんかの言葉に価値はあるんだろうか」
そんな完璧主義ばかりが顔を出し、
「まずは外に出す(0→1)」ということが、
とてつもなく高い壁に感じられていたんです。
でも、
そこから泥臭く試行錯誤を繰り返し、
今では少しずつ、
息を吹き返すことができました。
今日は、
「量」というプレッシャーに押しつぶされそうなあなたへ、
不器用な僕が見つけた、
小さな抜け道についてお話しさせてください。
「量が質を生む」という言葉の裏に潜む、残酷な罠とは?
過去、
僕はネットビジネスの塾のような場所に、
決して安くない金額を投資したことがあります。
「これで現状を変えられるかもしれない」
そう信じて飛び込んだ環境で教えられたのは、
圧倒的なまでの「精神論」でした。
「初心者は、
とにかく作業量がすべてです」
「質なんて後回しでいい。
ゴミ記事でもいいから毎日更新しなさい」
その言葉を素直に信じて、
僕はがむしゃらにパソコンに向かいました。
でも、
いざ書こうとすると、
どうしても手が止まってしまうんですよね。
「ゴミ記事でもいい」と言われても、
いざ自分が発信するとなると、
「こんな適当な内容でいいはずがない」と、
心がブレーキをかけてしまうんです。
書いては消し、
書いては消しの繰り返し。
何時間もかけて、
ようやくひねり出した数行の文章も、
翌日見直すと恥ずかしくて、
すべて消去して振り出しに戻る。
量をこなすどころか、
1記事を完成させることすらできない現実に、
僕は打ちのめされていました。
思考を伴わない「とにかく作業」というプレッシャーは、不器用な人間の心を確実に壊していく。
これこそが、
僕が身をもって体験した残酷な罠でした。
「量が質を生む」というのは、
ある種の真理かもしれません。
でもそれは、
「とりあえず手を動かせる」という、
器用な人たちにだけ許された特権ではないでしょうか。
僕のように、
考えすぎて動けなくなる人間にとっては、
「量」を目標にすること自体が、
終わりのない苦行の始まりだったんです。
AIという相棒に出会い、気づいた「手放す」ことの価値
そんな泥沼から抜け出すきっかけになったのは、
「AI」という存在との出会いでした。
正直に告白すると、
最初は僕も、
「AIに記事を書かせれば、
楽して量産できるじゃん!」という、
浅はかな考えで触り始めました。
でも、
そんな甘い期待は、
すぐに見事に打ち砕かれました。
プロンプト(指示文)に適当なキーワードを入れ、
出力された文章を読んでみる。
「〜〜について解説します。」
「いかがでしたか?
今後の参考にしてくださいね。」
そこにあったのは、
どこかのサイトをツギハギしたような、
無機質で、
体温の感じられない文章でした。
「あぁ、これじゃダメだ。
誰も読んでくれないな」
そう痛感したんです。
AIは、
魔法の杖ではありませんでした。
でも、
その「失敗」が僕に大切なことを教えてくれました。
「AIに全部を丸投げするからダメなんだ。
AIが得意なことと、
僕にしかできないことを分ければいいんじゃないか?」
そう気づいてから、
僕の泥臭い試行錯誤が始まりました。
最近の僕は、
「Make」という自動化ツールを使いながら、
記事の構成やリサーチの工程を、
どうにかAIに任せられないかと、
毎日のようににらめっこしています。
APIの連携設定をいじっては、
画面に表示される赤い「400 Bad Request」のエラー。
「また設定を間違えたか……」
思わずため息をつきながら、
どこでつまずいているのか、
モジュールを一つずつ確認していく。
そんな地道で泥臭い作業を繰り返すうちに、
僕は一つの「答え」にたどり着きました。
僕がやるべきことは、
「0から100まで、
自力で完璧な文章を書くこと」ではなかったんです。
一番苦しい「0から1を作る」という骨組みの部分は、
AIという相棒に手放してしまう。
そして僕は、
その骨組みに「血の通った言葉」を乗せることに集中する。
それが、
僕なりの生きる道でした。
不器用な僕がたどり着いた、1日30分の「時短の型」
「0→1の重圧」を手放したことで、
僕の執筆スタイルは劇的に変わりました。
今は、
白紙の画面を2時間睨みつけることはありません。
代わりに、
こんな手順を踏んでいます。
まず、
読者の悩みや、
自分が伝えたいテーマの「芯」だけを決める。
そして、
あらかじめMakeなどで組んでおいたAIのフローに、
そのテーマを投げ込みます。
すると数分後には、
「導入」「見出しの構成」「結論」といった、
記事の立派な骨組みが完成しているんです。
ここからが、
僕の大切な仕事です。
出来上がった無機質な骨組みに対して、
今日あったリアルな失敗談や、
その時感じた「心の機微」を肉付けしていく。
「ここの見出しは、
少し教科書的すぎるから、
あの時の絶望したエピソードに差し替えよう」
「この結論は、
上から目線で嫌だな。
『一緒に頑張りましょう』というスタンスに変えよう」
そんな風に、
AIの作った「型」に対して、
自分の感情で色を塗っていく作業。
これなら、
1日たった30分でも、
十分に「自分らしい記事」が書けるようになったんです。
完璧なものを0から生み出す必要はない。
AIの作った60点の土台に、自分の泥臭さを乗せればいいんです。
「とにかく量をこなす」というマインドは、
もう完全に捨てました。
その代わりに手に入れたのは、
「AIという相棒を信じて、
肩の力を抜いて外に出す」という型です。
この型を見つけてから、
発信することが、
少しだけ怖くなくなりました。
完璧じゃなくていい。今日の泥臭い一歩を、一緒に踏み出しませんか?
ブログやSNSの世界を見渡すと、
「圧倒的な成果を出した成功者」ばかりが、
キラキラと輝いて見えますよね。
彼らの言葉は力強く、
説得力に満ちています。
でも、
僕たちのように、
不器用で、
何度も壁にぶつかってきた人間には、
その眩しさが時に、
刃のように心をえぐることもあると思うんです。
僕は、
手の届かない「成功者」としてではなく、
あなたの「一歩先を行く実践者」でありたいと思っています。
今日お話ししたMakeのエラーのような、
泥臭い失敗や試行錯誤。
それこそが、
今、もがいている誰かの背中を、
少しだけ押せる力になると信じているからです。
「白紙の画面を前に、
どうしても文字が打てない」
もしあなたが、
過去の僕と同じような絶望の中にいるなら。
どうか、
すべてを自分で抱え込もうとしないでください。
完璧じゃなくていい。
AIの力に頼ったっていい。
大切なのは、
あなたのリアルな感情を、
少しずつでも「外に出す」ことではないでしょうか。
今日も僕は、
エラー画面と格闘しながら、
パソコンの前に座っています。
あなたも、
あなたなりの歩幅で、
今日できる小さな一歩を踏み出してみませんか?
焦る必要は、
どこにもないんですから。
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