最近、設定画面のエラーを眺めながら、ふと昔の絶望を思い出していました
最近、
AIを自動化するツール「Make」の設定画面を、
穴があくほど見つめていました。
完璧に設定したはずのシナリオが、
なぜか途中でエラーを吐き出して、
赤い警告マークが点滅し続ける。
「またか……」
思わずため息をつきながら、
コーヒーを一口飲んだんですが、
もうすっかり冷めきっていました。
こういう泥臭い作業をしていると、
ふと昔の自分を思い出すんですよね。
「もっと簡単に、
もっと早く結果を出す方法はないか」
そんな風に、
魔法のような「時短術」や「正解の型」ばかりを、
血眼になって探していた時期がありました。
SNSを開けば、
「1日10分のコピペで完了」とか、
「このテンプレを使えば誰でも成功できる」みたいな、
魅力的な言葉が飛び交っています。
昔の僕は、
そういう言葉にすがって、
高額な教材やツールに手を出しては、
結局何も残らないという失敗を繰り返していました。
パソコンの前に座り、
真っ白なWordの画面を前にして、
指が1ミリも動かない。
「何か書かなきゃ」と焦るほど、
頭の中は真っ白になって、
気づけば2時間、
ただただ画面を睨み続けて絶望する。
そんな経験、
あなたにもありませんか?
もし今、
「他人の型」に自分を無理やり押し込めて、
息苦しさを感じているなら。
あるいは、
「効率化」を追い求めるあまり、
本来の自分の言葉を見失っているなら。
今日の話は、
少しだけ心を軽くするヒントになるかもしれません。
「誰かの正解」という名の窮屈な服を、無理やり着込んでいたあの頃
ネットビジネスの世界に足を踏み入れたとき、
僕はとにかく「正解」が欲しかったんです。
幼い頃から人見知りで、
自分の意見を言葉にするのが苦手だった僕は、
「自分の考えなんて、
誰の役にも立たないんじゃないか」と、
心のどこかでいつも怯えていました。
だからこそ、
すでに成功している人が作った「型」に、
強く惹かれたんだと思います。
「この通りに書けばいい」
そう言われると、
自分の頭で考えなくて済むから、
すごく楽だったんですよね。
なけなしの貯金をはたいて、
高額なライティング教材を買ったり、
ブログのテンプレートを購入したり。
「これで僕も、
スラスラと人を惹きつける文章が書けるはずだ」
そう信じて疑わなかった。
でも、
現実は甘くありませんでした。
いざその「型」に沿って記事を書こうとすると、
なぜか言葉が全く出てこないんです。
「ここでは読者の悩みを煽って」
「ここでは自分の権威性を示して」
そんな風に、
他人のルールに従って文字を並べようとするほど、
自分の心はどんどん冷え切っていくのが分かりました。
「これ、
本当に僕が言いたいことだっけ?」
という違和感が、
常に付きまとっていたんです。
結果として出来上がったのは、
まるで辞書を切り貼りしたような、
無機質で面白みのない文章。
それを公開するボタンを押すときの、
あの鉛のように重い気持ちは、
今でもはっきりと覚えています。
他人の「正解」をなぞろうとするほど、自分の言葉は死んでいくんですよね。
型に当てはめることばかりに気を取られて、
「目の前にいる読者に何を伝えたいのか」という、
一番大切なことがすっぽりと抜け落ちていたんです。
2時間、
3時間と、
真っ白な画面を前にしても何も書けない。
あの絶望感は、
自分の言葉を押し殺していたからこそ生まれた、
心の悲鳴だったのではないでしょうか。
「時短」を追い求めた僕が、AIという相棒に教えられた皮肉な真実
そして現在。
僕はブログ執筆の相棒として、
AIをフル活用しています。
ChatGPTやMakeを連携させて、
どうにかして日々の作業を楽にできないかと、
泥臭い試行錯誤を繰り返しているわけです。
でも、
ここでも僕は、
かつてと同じ過ちを犯しそうになりました。
AIを使い始めた当初、
僕は「これなら、
完全に自動で記事が量産できる!」と、
またしても「極端な時短」に走ってしまったんです。
複雑なプロンプトを組み上げて、
キーワードを入れるだけで、
数千文字の記事が数秒で出来上がる仕組みを作りました。
画面に次々と文字が打ち出されていくのを見て、
「ついに魔法を手に入れたぞ」と、
一人でガッツポーズをしたものです。
でも、
出来上がった記事を読んでみて、
僕は愕然としました。
確かに、
文法は完璧だし、
情報も網羅されている。
だけど、
「誰の匂いもしない」んです。
教科書のように正しくて、
隙のない文章。
でも、
それを読んで心が動くかと言われたら、
答えは完全に「ノー」でした。
「これじゃダメだ」
そう思った僕は、
AIが書いた無機質な文章に、
慌てて自分の感情や体験談を付け足そうとしました。
でも、
すでに出来上がっている「完璧な文章」に、
泥臭い感情を後から混ぜ込むのって、
実はものすごく難しいんですよね。
繋ぎ目が不自然になったり、
前後の文脈がおかしくなったりして、
修正に修正を重ねるはめになりました。
気づけば、
ゼロから自分で書くよりも、
はるかに長い時間を無駄にしてしまっていたんです。
「一体、
何のための時短だったんだ……」
疲労困憊でパソコンを閉じたとき、
僕は大きな勘違いをしていたことに気がつきました。
「早く書くこと」を目的にした文章は、誰の心にも届かないただの文字列になるのではないでしょうか。
AIは確かに優秀です。
でも、
僕たちの代わりになって「感情」を込めることは、
決してできないんですよね。
時短や効率化ばかりを追い求めて、
「読者と対話する」という泥臭い過程を省いてしまうと、
結局は誰にも読まれない記事が量産されるだけなんです。
完璧主義をゴミ箱に捨てて、泥臭い「今の自分」をさらけ出す勇気
この失敗を経て、
僕のAIに対する向き合い方は、
180度変わりました。
AIを「自分の代わりに記事を書いてくれる自動化ツール」から、
「隣で一緒に悩んでくれる壁打ち相手」へと、
役割を変えたんです。
記事の構成を一緒に考えたり、
僕のまとまらない思考を整理してもらったり。
あくまで主導権は自分が握り、
AIにはそのサポートをしてもらう。
そして何より、
「完璧な記事を書こう」という思い込みを、
綺麗さっぱり捨てることにしました。
昔の僕は、
「プロのライターのような、
隙のない文章を書かなきゃいけない」と、
勝手にハードルを上げて苦しんでいました。
でも、
読者が本当に求めているのは、
綺麗に整えられた「正論」なんかじゃないんですよね。
今まさに壁にぶつかって、
泥まみれになりながらも前へ進もうとしている、
そのリアルな「試行錯誤の過程」なんです。
だから僕は、
今日の記事のように、
自分が失敗したことや、
Makeのエラーに四苦八苦している様子を、
そのまま包み隠さず書くようにしました。
「こんな失敗しちゃいました」
「今はこんな方法を試しています」
そんな風に、
一歩先を行く実践者として、
今起きているリアルを共有するスタンスに変えたんです。
すると、
不思議なことが起きました。
あれほど苦痛だった執筆作業が、
すっと楽になったんです。
「かっこつけなくていいんだ」
「今の自分をそのまま出せばいいんだ」
そう思えた瞬間、
肩の力が抜けて、
自然と言葉が溢れてくるようになりました。
「完璧じゃない今の自分」を認めることが、ゼロからイチを生み出す最大の原動力になるんですよね。
もちろん、
今でも「この記事、
これでいいのかな」と、
迷うことは何度もあります。
でも、
2時間も白紙を睨み続けるような絶望は、
もうありません。
不格好でもいいから、
まずは世に出してみる。
その積み重ねが、
やがて自分だけの「血の通ったコンテンツ」になっていくと、
今は信じられるからです。
何度折れても、僕たちのマインドはまた息を吹き返す
もしあなたが今、
パソコンの前で手が止まってしまっているなら。
「誰かの型」に自分を当てはめようとして、
息苦しくなっているなら。
一度、
深呼吸をして、
その型をそっと横に置いてみませんか?
そして、
「早く書かなきゃ」という焦りも、
一緒に手放してみてください。
文章を書くって、
本来はもっと自由で、
楽しいものだったはずです。
誰かに教えられた「正解」をなぞるのではなく、
あなたが今日感じたこと、
失敗して悔しかったこと、
そこから少しだけ学んだこと。
それを、
隣に座っている友人に話しかけるように、
ただ素直に書いてみればいいんだと思うんですよね。
「でも、
こんな泥臭い話、
誰も読んでくれないんじゃ……」
そんな風に不安になる気持ちも、
痛いほど分かります。
僕もずっと、
そう思って怯えていましたから。
でも、
大丈夫です。
あなたが本気で悩んで、
壁にぶつかって、
それでも前を向こうとしているその姿は、
必ず同じように悩む誰かの心を打ちます。
あなたの失敗談こそが、誰かにとっての「明日への希望」になるのではないでしょうか。
だから、
焦らなくていいんです。
無理な時短も、
窮屈な他人の型も、
もう必要ありません。
何度心が折れそうになっても、
自分のペースで、
自分の言葉を取り戻していけばいい。
僕もまだまだ、
毎日AIのプロンプトと格闘しながら、
泥臭くもがいている最中です。
エラー画面を見てため息をつく夜も、
きっとこれからもたくさんあるでしょう。
でも、
そんな不格好な試行錯誤を、
これからもあなたと共有していけたら嬉しいなと思っています。
さあ、
冷めてしまったコーヒーを入れ直して。
今日もまた、
真っ白な画面に、
あなただけの言葉を刻んでいきましょう。
一緒に、
少しずつ。
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