情報発信ビジネスを始めたばかりの頃、
僕はパソコンの画面を前にして、
何時間もフリーズしていました。
「読者にとって有益なことを書かないと」
「誰かの人生を変えるような、
すごいノウハウを発信しなきゃ」
毎日、毎日、
そんな強迫観念に追われていたんですよね。
本屋に行っては難しいビジネス書を読みあさり、
ネットで最新のマーケティング手法を検索しては、
どうにかして「プロっぽい記事」を、
書こうと必死でした。
でも、いざ書こうとすると、
指が全く動かないんですよ。
画面に文字を打ち込んでは消し、
打ち込んでは消し……。
気づけば外はすっかり暗くなっていて、
今日も一記事も完成しなかった。
そんな自己嫌悪に陥る日々でした。
今思えば、あの頃の僕は、
「有益さ」という見えない重い鎧に、
完全に押しつぶされていたんだと思うんですよね。
「誰かに価値を提供しなきゃ」という呪縛が、僕から言葉を奪っていた
思い返せば、
僕の人生はずっと「人にどう思われるか」の、
連続だった気がします。
幼少期から極度の陰キャで人見知り。
学校ではいじめの標的にされることもあり、
毎日が息苦しかったのを覚えています。
「どうすれば、人に嫌われないだろう?」
そんなことばかり考えて生きてきたので、
いつの間にか、
他人の顔色をうかがってやり過ごす処世術だけが、
やけに上達してしまったんです。
だから、いざブログやSNSで、
自分の言葉を発信しようとした時も、
「嫌われたくない」
「バカにされたくない」
という思いが先行してしまったんだと思います。
その結果行き着いたのが、
「誰の反感も買わない、正論ばかりのノウハウ記事」でした。
どこかの教科書に書いてあるような、
当たり障りのないビジネスの基本。
成功者の言葉を綺麗にまとめただけの、
中身のない薄っぺらな文章。
たしかに、嘘は書いていませんし、
間違ったことも言っていません。
でも、そんな体温を感じない記事を読んで、
僕のファンになってくれる人なんて、
いるはずがないんですよね。
実際、毎日必死に記事を更新しても、
アクセス数はいつまでたっても一桁。
収益なんて、半年間ずっとゼロのままでした。
「このままでは、絶対に状況は変わらない」
そう頭ではわかっていながらも、
どうすればこの泥沼から抜け出せるのか、
全く見当がつかなかったんです。
焦りと執着の果てに待っていた、無残な連敗の歴史
そもそも、僕がなぜそこまで焦って、
ビジネスで結果を出そうとしていたのか。
それには、どうしても忘れることのできない、
悲しい理由がありました。
数年前、最愛の母が、
乳がんの宣告を受けたんです。
あの時、医師の言葉を聞いた瞬間の、
頭の中が真っ白になる感覚は、
今でも鮮明に覚えています。
闘病生活が始まり、
母はどんどん痩せ細っていきました。
そして、帰らぬ人となってしまったんです。
「もし僕に、もっと十分なお金があれば。
海外の先進医療を受けさせたり、
仕事のストレスから解放してあげられたんじゃないか」
お金がないという残酷な事実が、
命の選択肢を狭めてしまう。
その現実が、本当に悔しくてたまらなかったんですよ。
この激しい後悔が、
僕がお金を稼ぐことへの、
消えない原動力になりました。
まずは難関資格を取って稼ごうと思い、
税理士試験や司法試験に挑みました。
でも、現実はそう甘くなく、すべて挫折。
「早く、早くお金を作らなきゃ」
焦りに目を曇らせた僕は、
あろうことかMLM(ネットワークビジネス)に手を出し、
部屋の片隅に20万円分の不良在庫の山を作りました。
さらに一発逆転を狙ってFXに全財産を突っ込み、
あっけなく資金を溶かして、
最後は無残にも債務整理へと追い込まれたんです。
本当に、どうしようもないダメ人間でした。
トレンドアフィリの罠と、80万円のコンサルの絶望
どん底の生活の中、
家にある不用品をメルカリで売りさばき、
なんとか10万円の資金を作ることができました。
「ネットを使えば、個人でも稼げるんだ」
小さな希望の光が見えた僕は、
次にトレンドアフィリエイトという手法に挑戦しました。
世間の注目を集めるニュースを記事にして、
アクセスを集める手法ですね。
そこで、信じられないことが起きたんです。
なんと、たった3日で8万円の収益が発生しました。
「いける!?これで人生逆転できる!」
心が躍ったのも束の間。
その手法は、毎日毎日、
芸能人のゴシップや誰かの不幸なニュースばかりを、
血眼になって追いかける作業でした。
人の不幸をお金に換えているような感覚。
正直、心がどんどんすり減っていきました。
気づけば、キーボードを叩く手が震えるくらい、
精神的に病んでしまい、
逃げるように撤退してしまったんです。
「小手先のテクニックじゃダメだ。
ちゃんと本質を学ばないと」
そう痛感した僕は、
なけなしのお金をかき集め、
80万円という高額なビジネスコンサルに飛び込みました。
でも、そこで教えられたのも結局、
「読者に有益な発信をしろ」
「プロとして権威性を示せ」
という、僕を苦しめていた呪縛と同じ言葉でした。
結果は、またしても惨敗。
80万円の自己投資は、
あっという間に水の泡となって消えていきました。
「置いてるだけで売れる!?」ココナラでの出会いと衝撃
「もう、僕にはネットビジネスなんて無理なのかもしれない」
完全に心が折れかけていた時、
ココナラというプラットフォームで、
一人の師匠に出会いました。
その方は、難しいノウハウや権威性を振りかざすことなく、
自然体でビジネスを楽しんでいました。
「セハムさん、難しく考えなくていいんですよ。
商品は、ただ置いておくだけでいいんだから」
最初は言っている意味が分かりませんでした。
でも、半信半疑で言われた通りに仕組みを整えてみると、
開始から3ヶ月後。
突然、スマホの画面に、
「商品が購入されました」
という通知が光ったんです。
こちらから必死に売り込んだわけでも、
有益なノウハウを長々と語ったわけでもありません。
本当に、ただ「置いておいただけ」でした。
あの時の、雷に打たれたような衝撃は、
今でも忘れられません。
その後、ご縁があって、
億を超える収益を上げているレジェンドの方から、
直接ライティングと自動化の仕組みを学ぶ機会を得ました。
そこでレジェンドから言われた一言が、
僕の価値観を根本から覆してくれたんです。
「完璧なノウハウなんて、今はAIが数秒で出してくれる時代です。読者が求めているのは、有益な情報ではなく、あなたが血を流して得た『失敗の物語』なんですよ」
この言葉を聞いた瞬間、
僕を縛り付けていた「有益さ」という重い鎧が、
ガシャンと音を立てて崩れ落ちていくのを感じました。
「有益さ」を捨てて、ありのままの失敗を語り始めた結果
それからの僕は、
「すごい人」を演じるのをきっぱりとやめました。
稼げなくて布団を被って泣いた夜のこと。
借金の返済日に胃が痛くなった日々のこと。
母を救えなかった自分への怒り。
僕の恥ずかしい過去や、弱さ、苦悩を、
ありのままに、包み隠さず書き始めたんです。
ノウハウなんて、一つも書きませんでした。
ただ、僕がどう失敗し、何を感じたのかを、
読者の隣に座って語りかけるように書いただけです。
すると、不思議なことが起きました。
「セハムさんの記事を読んで、少し勇気が出ました」
「実は私も今、同じように借金で悩んでいて……」
そんな共感のメッセージが、
読者の方から次々とDMで届くようになったんです。
そして、半年間ずっとゼロだった収益が、
気づけばあっさりと5万円を超えていました。
有益な情報を必死に探して発信していた時は、
誰一人として振り向いてくれなかったのに。
自分のダメな部分をさらけ出した途端に、
人が集まってきてくれたんですよ。
本当に、人生って何が起こるか分かりませんよね。
完璧な専門家ではなく、少し前を歩く「隣の伴走者」になればいい
今の僕は、これまでの学びを活かして、
AI広報部という仕組みを構築したり、
WordPressでの自動投稿を実践したりしながら、
AIライティングの指導などを展開しています。
僕の活動の理念には、
「年間10億」という大きな旗を掲げています。
それは決して、個人的な強欲からではありません。
世界中を自由に旅をしながら、
家族が病気になった時に最高の医療を選択できる安心感を得るため。
そして、未来を担う子どもたちの金融教育に、
惜しみなく投資をするためです。
もしあなたも今、昔の僕と同じように、
「有益なことを書かなきゃ」と、
パソコンの前で一人苦しんでいるのなら。
どうか、その重い鎧を脱ぎ捨ててみてください。
あなたのその苦労や、これまで繰り返してきた失敗は、
隠すべき恥ずかしいものではありません。
それは、これから出会う同じ悩みを持つ誰かにとっての、
最大の勇気であり、最高の「資産」になるんです。
誰も、あなたに完璧な専門家なんて求めていません。
読者が本当に求めているのは、
失敗を乗り越えて、少しだけ前を歩いている、
血の通った「隣の伴走者」なんですよね。
だから、カッコつける必要なんてないんです。
ありのままのあなたの物語を、
一緒に少しずつ、紡いでいきませんか。
【セハムからのお知らせ】
24時間365日、あなたの代わりに記事を書き続ける『AI広報部』。その構築のリアルな裏側や、僕が日々実践している最新のAI活用術を発信しています。
副業で結果が出ず悩んでいるなら、ぜひ僕の試行錯誤を覗きに来てください。DMでの相談も大歓迎です。一緒に壁を突破しましょう。
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