「効率よくやらなきゃ」と焦るマインドを捨て、泥臭く一つの『型』に絞った私の不格好な再起録。

マインド

パソコンのモニターが発する青白い光だけが、

薄暗い部屋を照らしています。

今、時刻は深夜を回ったところ。

コーヒーカップの底には、

すっかり冷めきった黒い液体が残っていて、

それを一口すすると、

嫌な苦味だけが舌の裏にへばりつきました。

僕は今、

Makeのシナリオ編集画面と、

ChatGPTのプロンプト入力欄を交互に見つめながら、

またしてもピタッと手を止めてしまっています。

「もっと効率よく記事を生成できるプロンプトがあるはずだ」

「このモジュールとあのモジュール、

もっとスマートに連携させられないかな?」

そんなことばかりを考えて、

設定をいじっては戻し、

テストを走らせてはエラーを吐かれ、

気がつけば2時間以上の時間が溶けていました。

あぁ、またやってしまった。

深くため息をついて、

背もたれに体を預けます。

「効率よくやらなきゃ」

「無駄な作業は省かなきゃ」

そんな焦りが、

逆に自分の首を絞め、

一番大切な「手を動かす」という工程から、

僕を遠ざけていることに気づく瞬間。

あなたも、

似たような経験はありませんか?

「もっと上手いやり方があるはず」という呪いにかかっていませんか?

ネットビジネスの世界に足を踏み入れてから、

僕はずっと、

この見えない呪いに縛られ続けてきた気がします。

SNSを開けば、

「AIを使えば、たった〇分で〇記事作成!」

「完全自動化で手放し運営!」

そんな、魔法のような魅力的な言葉が並んでいますよね。

それらを眺めていると、

泥臭く手作業でプロンプトを調整したり、

一つひとつエラーを潰している自分が、

なんだかひどく要領の悪い、

時代遅れな人間に思えてくるんです。

「自分も、あんな風にスマートにやらなきゃ」

「もっと完璧な仕組みを作ってからじゃないと、

時間を損してしまう」

そうやって、

また新しいノウハウを漁り始め、

便利なツールを探す旅に出る。

最近も、AIとMakeを連携させて、

記事作成の自動化フローを組んでいた時に、

全く同じ罠にハマりました。

「どうせなら、画像生成も一括でやって、

そのままWordPressに装飾付きで下書き保存までさせよう」

なんて、大きな欲を出したんですよね。

でも、APIの仕様変更に引っかかったり、

JSONのパースエラーが連発したりして、

どこでつまずいているのか全く分からない状態に陥りました。

スマートな完全自動化を夢見た結果、

丸二日、ただ赤いエラーコードと睨めっこする羽目になったんです。

結局、1記事も生み出せないまま週末が終わりました。

効率を求めるあまり、一番大切な「まず形にする」という泥臭い工程を飛ばしてしまっていませんか?

僕たちは、

「失敗しないための準備」に時間をかけすぎて、

肝心の「スタートライン」に立つことすら、

忘れてしまうことがあると思うんですよね。

2時間、白紙の画面を睨み続けたあの日の絶望

思い返してみれば、

過去に高額な投資をしてネットビジネスに挑戦した時も、

全く同じことを繰り返していました。

「絶対に失敗したくない」

「最短ルートで、無駄なく結果を出したい」

その一心で、

配られたマニュアルを何度も何度も読み返し、

成功している人のブログを端から端まで分析しました。

そして、いざ自分のブログ記事を書こうと、

真っ白なエディタ画面を開いた時のことです。

「よし、読者を一瞬で惹きつける最高のリード文を書くぞ」

そう意気込んだものの、

指がキーボードの上でピタッと止まりました。

「こんなありきたりなこと書いて、誰が読むんだ?」

「もっと強いキャッチコピーにしないと、

すぐに離脱されてしまうかもしれない」

頭の中には、

マニュアルで学んだ「売れるためのテクニック」が、

ノイズのように渦巻いています。

幼少期から極度の人見知りで、

自分の意見を人前で主張するのが大の苦手だった僕にとって、

自分の言葉をネットの海に放り出すのは、

想像以上の恐怖でもありました。

「どうしよう、何も書けない……」

「こんなはずじゃなかったのに」

時計の針の音だけが、

やけに大きく部屋に響いていました。

結局、2時間ただ白紙の画面を睨み続け、

1文字も生み出せないまま、

そっとパソコンを閉じたあの夜の絶望感。

自分には才能がないんだと、

自己嫌悪で押しつぶされそうになったあの苦しさは、

今思い出しても胃がキリキリします。

「完璧なものを出さなきゃ」という重圧が、

僕から行動する勇気を根こそぎ奪っていたんです。

泥臭く、たった一つの『型』に絞るという不格好な決断

そんな八方塞がりの状態から、

僕はどうやって抜け出したのか。

その答えはとてもシンプルで、

そして、ひどく不格好なものでした。

「あれもこれも」と効率を求めるのを、

すっぱりと諦めたんです。

「今は、これしかやらない」と決めて、

泥臭くたった一つの『型』に絞ることにしました。

例えば、今の僕の相棒であるAIへのプロンプト指示。

最初は、ペルソナの詳細な設定から、

文章のトーン&マナー、

SEOを意識した見出し構成まで、

すべてを一度にやらせようとして自滅していました。

だから、全部捨てました。

まずは「僕の失敗談を一つだけ書いて」という、

極めてシンプルで、

お世辞にも高度とは言えない指示一つに絞ったんです。

記事の構成も、

「悩みへの共感」から入り、

「僕の失敗談」を語り、

「そこからの気づき」を共有する。

ただそれだけの、一つの型に固定しました。

他の高度なテクニックや、

売れるための心理学なんて、

今の僕には処理しきれないから、一切無視です。

Makeのシナリオ設定だって同じでした。

「WordPressへの自動投稿」なんて大層な目標は一旦忘れて、

「Googleスプレッドシートに、AIが考えたタイトルを1行だけ書き込む」

という、たった一つのステップから始めました。

エラーが出たら、原因を調べて直す。

うまく動いたら、

次のステップを一つだけ、恐る恐る足してみる。

まるで、補助輪付きの自転車で、

何度も転んで膝をすりむきながら、

少しずつ前に進むような感覚です。

「うわ、全然スマートじゃないな」

自分の泥臭い作業履歴を見て、

思わず苦笑いしてしまうこともあります。

でも、不思議なことに、

そうやって不格好に絞り込み、

ハードルを極限まで下げた方が、

圧倒的に前に進めるんですよね。

白紙の画面を2時間睨んでいた僕が、

とりあえずの「0→1」を生み出せるようになったんです。

「完璧な設計図」よりも、「傷だらけの完成品」の方が、今の僕たちには何倍も価値があるのではないでしょうか。

不格好でもいい。まずはあなたの隣に座ってみる

今、僕はこうしてブログを書きながら、

AIという強力な相棒と共に、

いかにして執筆の壁を乗り越えるかを日々研究しています。

でも、決して「成功者」として、

上から目線で何かを教えたいわけじゃないんです。

僕自身、今でも頻繁にエラーを出します。

思いついたアイデアが全然形にならなくて、

頭を抱えることも日常茶飯事です。

だからこそ、

かっこつけた「成功体験」を語るのではなく、

「今日、こんな失敗をしました」

「こんな泥臭いことをやったら、少しだけ前に進めました」と、

ありのままを書いていきたい。

読者の皆さんの隣に座って、

「わかるわかる、そこ難しいよね」って、

一緒にコーヒーでも飲みながら語り合いたい。

そんな気持ちで、キーボードを叩いています。

AIは確かに便利です。

でも、最後に記事に「体温」を乗せるのは、

やっぱり僕たちの泥臭い経験や、

失敗から得た感情だと思うんですよね。

「効率よくやらなきゃ」と焦る気持ちは、

痛いほどよくわかります。

でも、たまにはその焦りをそっと横に置いて、

不格好でもいいから、

たった一つのことに絞って、泥臭く向き合ってみませんか?

きっと、その一見無駄に思える試行錯誤の中にこそ、

あなただけの、かけがえのない「正解」が隠れていると思うんです。

さて、冷めきったコーヒーをもう一口飲んだら、

エラーを吐き続けているMakeの画面に、

もう一度だけ、向き合ってみようと思います。

スマートじゃなくても、一歩ずつ。

一緒に、泥臭く進んでいきましょう。


【セハムからのお知らせ】

24時間365日、あなたの代わりに記事を書き続ける『AI広報部』。その構築のリアルな裏側や、僕が日々実践している最新のAI活用術を発信しています。

副業で結果が出ず悩んでいるなら、ぜひ僕の試行錯誤を覗きに来てください。DMでの相談も大歓迎です。一緒に壁を突破しましょう。

▼ セハムの発信をチェックする

→ X(旧Twitter)でAI活用のリアルを追う

→ Threadsでサクッと日常の気づきを読む

→ noteで深掘り記事・ノウハウを読む

→ ココナラでAIライティングの相談をする

コメント